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ロボットとは何か 人の心を映す鏡

石黒先生が書いている人間とはなにかの話もすごい面白かったけど、それよりところどころに書いてある研究者 ( として、人間とはなにかを研究する姿勢 ) の話にぐっときた。

科学者や技術者であるなら、発見につながるあらゆる可能性にアンテナを伸ばすべきで、そのためには、好き嫌いがあってはいけないように思う。研究の幅や、発見につながる可能性を大きく狭めてしまう。

そしてさらに、その研究は、 「自分の命より重い研究」 でなければならないと思う。人間を理解するという研究は、研究することが生きる目的にもなっている。ゆえに、研究よりも自分の命が重いと思うときには、真の研究をしようとしていない可能性が出てくる。「本当に、自分は自分の命より重い研究ができているのか?」この問いは、常に自分に重くのしかかる。

私の所属する大阪大学は、大きな大学である。ゆえに、他の小さい大学よりも、チャレンジする問題は大きくなければならない。私が共同研究している生命機能を研究する先生方は本当のチャレンジをしていると常に尊敬している。私は本当のチャレンジをしているだろうか? 少なくともその不安を胸に秘めておくことは非常に大事だと思う。