氷菓

氷菓 <古典部>シリーズ (角川文庫)

氷菓 <古典部>シリーズ (角川文庫)

……そうとも。俺は省エネの奉太郎。自分がしなくてもいいことはしないのだ。  だったら、他人がしなければいけないことを手伝うのは、少しもおかしくはないんじゃないか?

全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく。  いつの日か、現在の私たちも、未来の誰かの古典になるのだろう